陰山英男先生は、「子どもの学力を伸ばすために最も重要なのが、『読み書き計算』の基礎能力」だといいます。
『百ます計算』で知られる「陰山メソッド」とは、この力を集中的な反復学習によって高める学習方法です。
陰山メソッドは常に進化を続け、全国各地の小学校に導入され、大きな成果をあげています。
小学館の学習ドリル「陰山メソッド 徹底反復シリーズ」は累計発行部数が1000万部を突破し、絶大な支持を集めてきました。
そして本日、最新の陰山メソッドを具現化したドリル3冊が発売になりました!
「十ます計算」は「百ます計算」と同様、時間を計りながら高速で計算するトレーニングを繰り返すことで、脳の処理能力を高める学習です。
1問100回の計算を、2分を目標に解いていく「100ます計算」に対し、入門編となる「十ます計算」は1問10回の計算を、12秒を目標に解いていきます。
『十ますたし算』では、たされる数が同じ計算を何度も繰り返します。
『十ますひき算』では、ひく数が同じ問題を何度も繰り返します。
2日目以降は同じ問題を繰り返します。
それは、陰山先生の長年の実践から、同じ問題を繰り返すことで、子どもの頭の回転が速くなり、基礎計算力が身につけられることがわかったからです。
また、九九のように、たし算・ひき算も同じ数(段)の計算を繰り返したほうが、計算能力が早く身につけられるからです。
各段のプリントは、計算の難度によって1~6枚というように、枚数が変わります。
1の段以上は、2日目以降同じプリントとなり、6問の十ます計算を徹底反復します。
同じ計算を繰り返すことで、計算時間は必ず短くなっていきます。
それが子どもに達成感を与え、学習意欲が向上します。計算により集中することができるようになります。
「『十ます計算』が12秒以内でできるようになれば、小学校低学年の算数で苦労することはありません。
脳の処理能力が高まっているので、ほかの教科でも効率的に学習できるようになります」(陰山先生)
『運筆ドリル』は、ひらがなとカタカナ、小学1年生で学習する漢字80字の中の24文字を使って、指先で鉛筆を自由に動かす力、きれいな文字を書く力を養うドリルです。
ドリルのはじめは鉛筆を動かす練習です。
生き物の体の線や模様を使って、縦・横・斜め、丸やジグザグなど、いろいろな線を書いていきます。
次はひらがなを使った練習です。
1日目は24mmのますで練習します。左のお手本を見ながら、ていねいに書き写していきます。
1日目のプリントの下には、「おうちの方のチェックポイント」として、字形を崩しやすいポイントを掲載しました。
お子さんといっしょに、どこが違うのか探してみるのも楽しい学習になります。
2日目は、同じ4文字を20mmのます、18mmのますで、より小さく書く練習です。こうすることで、指先を器用に動かす力が身につけられます。
「お手本を見ながら、その文字の特徴に注意し、お手本どおりに書き写すことで、文字の認識能力も高まります。
運筆能力が上がれば、学力は高まります。学習効率が格段に上がります。『十ます計算』も速くなります」(陰山先生)
秋は小学校への入学準備を始めるのにちょうどいい時期です。
小学校低学年のお子さんにとっては、夏休み明け、新たに学習のステップを進める時期です。
ぜひ最新の陰山ドリル3冊をご活用いただき、お子さんの基礎学力と集中力、学習意欲を高めてあげてください。
大人の脳トレや美文字トレーニングにもオススメです!